松本から 古いトンネルをいくつも通り抜け 中部縦貫道を 北西へ
高山から 最近開通した 10,760mも続く 飛騨トンネルを抜けて...
水が巡る 山間の集落 白川郷を 訪ねました
山々に囲まれた 厳しい風土に 耐えられるようにと考えられた
急な傾斜の茅葺き屋根の 合掌造りの家々がたち並びます
世界遺産に 登録されています
集落に 100戸以上もある 合掌造りの
家々は 住居 ・民宿 ・お土産屋さん
などのお店として 使われているものが
多く 今 尚 生活が息づいているのが
感じられます
家々の間を 澄んだ水の水路が巡っているのに 目を引かれました
家の前には 庭のようにして 水田が作られています
水路には 水車があったり 生活用水としても 使われているようです
ちょうど 喉が渇いたころに
竹筒から 流れる水を見つけました
「水って こんなに 美味しいの..!」って
思うような 柔らかな水でした
集落沿いに流れる 荘川を渡ったところに 大きい駐車場が設けられていて
長いつり橋を渡って 集落へと入ります
つり橋を渡る間に 18〜19世紀へと タイムスリップする気分を味わいました
今まで 交通の不便さから 観光客も制限されてきたのでは
ないかと思われますが.. 東海北陸自動車道が延長され
この タイムスリップしたような 集落が世俗化して
しまわないように.. と祈るような気持ちが過ぎりました
家々のまわりの水路や水田・色鮮やかな花々...
厳しい自然とも 共存している 暮らしぶりが伝わってきました
自然とのバランスのとれた暮らしぶり..
今 私達が取り戻さなくてはならない バランス感覚が
何気なく 息づいているように感じました